はじめに
私は大学生の頃にうつになりました。そこで、大学も辞めていざ働こうと思っても体が言うことを聞かず、引きこもっていましたね。働きたい気持ちはあるけど働く事を考えると怖くて怖くて仕方ありませんでした。
こんな同じ悩みを持った人向け。
本記事の内容
- うつになると社会復帰が怖いと感じる理由
- うつの人が社会復帰する怖さを和らげる方法
- 私がうつから社会復帰した方法
本記事では、なぜうつになると社会復帰するのが怖いのか。
とはいえ、これからずっと引きこもるのはまずいと思っている人が、少しずつ社会復帰する方法を紹介しますね。
私も長く暗いトンネルにいた心地でしたよ、一緒に頑張りましょう!
うつの社会復帰が怖いと感じる理由
うつの人が社会復帰が怖いと感じる理由は3つある。
- トラウマ
- 身を守るため
- 想像してしまう
トラウマ
まず一つ目の理由はトラウマが原因でしょう。
なぜなら、うつの人はトラウマが原因の人が約半数いるから。
PTSDの症状が続くことで、心身ともに疲弊していきます。その結果、他の精神障害を併発することも珍しくありません。なかでもうつ病を併発する方は多く、PTSDとうつ病の併発率は約50%という結果も出ています
私の場合、大学時代に上手く馴染めずに毎日いやいや大学に通っていた。友達もバイトの人間関係が上手くいかず、引きこもり、精神的に病みうつ病に。その後人と会うのが怖くなり、なかなか働くことができませんでした。
このように、うつの人が社会復帰が怖いと感じるのはトラウマや過去の経験が大きく関係していますね。
身を守るため
2つ目の社会復帰が怖いと感じるのは、自分の身を守るためですね。
人は無意識に自分を守るために、怖いという感情を作り出しています。
例えば、
人がライオンを目にした時「闘争か逃走か」状態になります。でもうつの人は常に社会が敵になるので、ストレス状態に。なので、不眠症になったりパニック障害になったりします
人は自分の命が1番大切なので、社会復帰する際に「外は危険」という感情を出しているんですね。
このように、2つ目の社会復帰が怖くなるのは自分の身を守るためなんです。
想像してしまう
うつの人が社会復帰するのが怖いのは想像してしまうから。
私も、働くことを考えると怖かったです。
例えば、
- 怖い人がいたらどうしよう
- 仕事でミスしたらどうしよう
- 人間関係がうまくいかなかたらどうしよう
これらは、まだ起きていないことを想像しているのです。
人って、身の危険を察知するためにネガティブに考えるのが普通らしいのですね。
このように、勝手にネガティブな方へ想像してしまうことが怖くなる原因。
うつの社会復帰する怖さを和らげる方法
うつの人が社会復帰する怖さを和らげる方法を5つ紹介します。
- 瞑想する
- 太陽の光を浴びる
- まずは食うこと
- 運動をする
- 7コラム法
瞑想する
うつに効果があるのは、瞑想がおすすめ。
なぜなら、瞑想することで副交感神経が優位になりリラックスできるから。
やり方は、簡単
瞑想
- 坐禅を組む
- 目を閉じる
- ゆっくり息を吐く
これだけ。ゆっくり息を吐くだけで体がリラックスできるのです。
できたら、毎朝起きて瞑想してみてください。
簡単ですが、かなりの効果があります。
太陽の光を浴びる
2つ目のおすすめの方法は太陽の光を浴びることですね。
なぜ、太陽の光を浴びることがいいかというと2つあって、
- 生活習慣が改善される
- セロトニンが分泌される
上記のように、太陽の光を浴びるということは、朝、遅くても昼までには起きないといけません。
つまり、生活習慣が改善され太陽の光を浴びることでセロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。
なので、今夜更かししている人はできるだけ朝の太陽の光を浴びるようにしましょう。
そうすると、少しずつうつが改善されていきます。
まずは食うこと
3つ目の方法は、まずは食うことだと思います。
なぜなら、空腹だと人はネガティブな考えになってしまうため。
例えば、
お腹が減る →考えがネガティブになる →気分が落ちる
こんな感じで、お腹が減っているといいことを考えない。
なので、まずはお腹を膨らませる。とはいえ、ストレスで食べ過ぎは注意ですが。
このように、まずはお腹いっぱい食べてから考えるようにしましょう。
運動をする
4つ目は運動をすることですね。
運動はうつ病にとても効果があると言われています。
うつ病に効果がある運動
- ヨガ
- 気功
- ジョギング
- 筋トレ
- 有酸素運動
- 水泳
- 球技などのスポーツ
運動ならどれをやっても効果がありますね。
メンタルと体の調子は関係していて、体が調子悪いとメンタルにもきますよね。
なので、運動はとても効果が見込めますね。
ちなみに、私は筋トレを毎週やっていますよ。
7コラム法
5つ目は認知行動療法というものを紹介します。
認知行動療法とはCBTとも呼ばれ、ストレスなどで固まって狭くなってしまった考えや行動を、ご自身の力で柔らかくときほぐし、自由に考えたり行動したりするのをお手伝いする心理療法
7つのコラム
- 状況:気持ちが動揺したときの一場面
- 気分:そのときの気持ち
- 自動思考
- 根拠:自動思考を裏付ける具体的な事実
- 反証:自動思考と反対の事実
- 適応的思考:バランスのよい考え
- いまの気分
例えば、⬇️
日常のある出来事
- 状況:知り合いに挨拶したけど無視された
- 気分:悲しい 80% 自己嫌悪 60% イライラ 30%
- 自動思考:なんか嫌われたことしたかな?
- 根拠:確かにそこまで仲良くない、挨拶する程度だし。
- 反証:もしかしたら、相手が考えことをしていただけかも?
- 適応的思考:人って考え事していると周りが見えないことがある、自分にもある。
- 今の気持ち:穏やか 40% みじめ 15%イライラ 10%
こんな感じで、今日嫌だったことをやっていく。
そうすると、「あっ、意外と自分が悪く思っていただけのことが多かったんだ。」と気づけるようになります。
今は、7コラム法をアプリとかでもできるものが多いので、チェックしてみてください。
私がうつから社会復帰した方法
ここでは、私が実際に社会復帰したステップを紹介したいと思います。
- ストレスの根源を断ち切る
- 人と関わらない仕事をする
- ゆっくり時間が解決してくれる
ストレスの根源を断ち切る
まずは、最初のステップは「ストレスの根源を断ち切る」ですね。
なぜなら、うつ病になるのは「長期的なストレス」が原因であることがほとんどだから。
例えば、
ストレスの根源
- 上司が理不尽に怒ってくる
- 毎日仕事がきつすぎる
- ブラックな会社で精神的に限界
- 夫のパワハラがひどい
- 子育てがしんどすぎる
私の場合は「大学が嫌で仕方がなかった4年間」が原因でしたね。
なので、まずは仕事か家庭の問題を断ち切ることが大事。
「そんなの無理。」という気持ちもわかりますが、1番大事なのは「自分の健康」。
一旦離れて自分の健康を第一優先にしましょう。
人と関わらない仕事をする
私がしたこと2つ目は、「人と関わらない仕事」を選んで働きました。
なぜなら、人と接するのが怖かったので、極力1人でできる仕事を選びました。
人と関わらない仕事例
- 工場
- 配達員
- 警備員
- 事務作業
- ゴミ回収
- インターネット
ちなみに、私は工場をやったり配達員をしていましたね。
1人といっても仕事場の人と話さないわけではないのですが、とはいえ少しずつ慣れていきましたよ。
このように、あまり人と接しない仕事から始めるのもおすすめできます。
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ゆっくり時間が解決してくれる
3つ目のうつを改善した方法は「時間が解決してくれる」ことですね。
やはり、焦ってしまうと何もいいことはないので、ゆっくり自分のペースで。
時間が解決してくれる
- ゆっくり頑張る
- 焦らないこと
- 自分のペースで
上記のように、今はゆっくりして元気が出るまで待つこと。
特に、うつになる人は責任感が強く、真面目な人が多いです。
なので、今は体力を回復することを優先しましょう。
まとめ
- うつの社会復帰が怖いと感じる理由
- うつの社会復帰する怖さを和らげる方法
- 私がうつから社会復帰した方法
うつの人が社会復帰するのが怖いと感じるのは自分の身を守るため。
なので、「ゆっくり・焦らない・自分のペース」でやることが大事。
1番ダメなのは、焦って頑張れなくなること。
なので、自分のペースでやっていきましょう。
[…] 【うつ】社会復帰が怖いと感じる原因3選【怖い正体とは】 […]