はじめに
HSPって病気なの?私ってHSPの特徴にほとんど当てはまるのだけど、思えば毎日人の目ばかり気にしてしんどい。友達から「細かいことと気にするな」って言われてもな。。。この病気治るのかな?
結論を言いますと、HSPは病気ではなく、気質です。
例えば、温厚な人というのも気質ですし「電気は水を通しやすい性質」とも言ったりしますね。つまり、病気ではなく、気質です。
本記事の内容
- HSPとは病気なのか?
- HSPのいい点と悪い点
- HSPとのうまい付き合い方
- HSPが得意なこと向いていること
- HSPは病気ではなく、個性であり才能
本記事では、「毎日、人の目ばかり気にしてなんかしんどい人」や「他人と長時間一緒にいると疲れやすい人」こんな方におすすめ。
本記事を読むことで、HSPとは何か。HSPの自分がこれからの社会で生きていくために気を楽にして生きる術を紹介します。
HSPが病気ではない理由
HSPが病気ではない理由を3つ紹介します。
- HSPは繊細さん
- 遺伝の影響は50%
- 病気ではなく気質
HSPは繊細さん
HSPの人の特徴として、繊細な人が多いことです。
繊細な人は「他人から悪口言われたらどうしよう。」とか、「もしかしたら嫌われているかも。」と落ち込んでしまう人。
HSPの特徴
- 深く情報を処理する
- 過剰な刺激を受けやすい
- 共感しやすい
- 心の境界線が薄い・もろい
- 疲れやすい
- 自己否定が強い
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー)」と呼ばれています。
なので、繊細な人が多いので少しのことで悩んでしまう。
このような悪循環から病気だと疑ってしまうのが原因ですが病気ではないのです。
遺伝の影響は50%
なぜ、HSPの人がなるのかというと遺伝が50%で環境も50%だから。
例えば、親がHSPの気質を持っていると半分の人が影響されます。
なので、身長などと同じように遺伝することがあり、病気ではありません。
このように、HSPは遺伝によって決まることがありますね。
病気ではなく気質
はじめにでも解説しましたが、HSPとは気質のことをいいます。
もう少し深掘りすると、
気質とは
- 「気質」は、生まれつきその人に備わったもの
- 「性格」は、感じ方、考え方、行動などに表われるその人に特有な傾向
例えば、「電気は水を通しやすい性質」「あの人は熱し易く冷めやすい気質」など。
生まれつき持って生まれた特徴ですね。なので、病気ではなく気質だということ。
HSPのいい点と悪い点
HSPの人のいいところと悪いところがあって、
例えば、
- いいところ:「人の心を読める、人が気つかないことに気づける、影の立役者、黒子」
- 悪いところ:「切り替えが下手、ネガティブになりやすい、自信がない」
上記のように、HSPの人が得意とすることと苦手とすることがあります。
なので、自分はどんなことが得意とかを知っておくといいですね。
HSPとの付き合い方
自分がHSPだという人はうまく付き合うこと大事
- 自分自身を知る
- モヤモヤをノートに書き出す
- 呼吸法でリラックス状態を作る
HSPを知っておくと、変に「自分は駄目だな」と落ち込まなくても良くなります。
①自分自身を知る
HSPとのうまく付き合うにはまずは自分自身を知ることから。
なぜなら、HSPが病気ではないことを認識することで安心できるから。
例えば、
自分自身を知る
- 正しい情報を集める
- 落ち込む前に調べる
- 他人と違っていいことを知る
上記のように、正しい情報を知ることで「自分は病気ではないんだ。」と知ることが大事。
なので、まずは正しい情報を集めて自己認識から始めることが大切です。
②モヤモヤをノートに書き出す
次に、頭の中のモヤモヤをノートに出し切りましょう。
なぜ、ノートに書くことがいいかというと、一旦自分の外に出すことができるから。
やり方はノートに思ったことを書くだけ、例えば
「今日しんどい。」「明日の仕事が嫌だ。」「もっとお金が欲しい」
こんな感じで、思っていることを書いてみましょう。
やってみると、「こんなことで悩んでいるんだ。」「頭の中がすっきりした。」という感覚になります。
よく、悩みを話すことで悩みが減ったというのと同じ原理。
なので、ノートに書いて頭の中のモヤモヤを出し切りましょう。
③呼吸法でリラックス状態を作る
次は、呼吸法でリラックス状態を作ること。
HSPの人は人よりも敏感なので、普段からリラックスすることが大切。
リラックスする方法は、
- ゆっくり大きく息を吐く
- 副交感神経が優位になる
息を大きくゆっくり吐くだけで、自律神経が整い、リラックスできます。
なので、毎日定期的に呼吸法をするといいですよ。
HSPが得意なこと向いていること
ここからは、HSPが得意なことや向いていることを紹介しますね。
- 人の心を読むのがうまい
- 誰も気づいていないことに気づける
- 影の立役者のような不可欠な存在
人の心を読むのがうまい
HSPの人は人の心を読むのが上手い人が多いです。
なぜなら、人よりも敏感なので、相手の立場になって考えることができるから。
例えば、どんな職業が向いているかというと、
向いている仕事
- マーケティング
- カウンセラー
- セラピー
- コンサルタント
- コーチング
- セラピスト
こんな感じの職業が向いているかと。
このように、HSPの人が向いているのは人の心を読むこと。
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誰も気づいていないことに気づける
HSPの人は誰も気づいていないことに気づける能力に長けています。
なぜなら、細かいところまで気がきく人だから。
例えば、仕事で
- ほとんどの人が気づかないことをやってくれている
- 誰も気づかない問題点に気づける
- バランスをみて計画的に仕事をしてくれる
上記のように、HSPの人しかできないこと。
なので、とても助かる存在というのは間違いない。
影の立役者のような不可欠な存在
HSPの人は影の立役者のような存在。
やはり、周りが見えて状況判断が素晴らしい。
例えば、サッカーのボランチやボスの右腕など決して表舞台では目立たないけど、絶対にいないと困る存在。
そのような人がHSPの人には多い。
このように、影の立役者、影のMVPになれるのがHSPの特徴です。
HSPは病気ではなく、個性であり才能
最後に、HSPは病気ではなく気質です。
つまり、個性であり、才能の持ち主。
本人は傷ついたり、大変かもしれません。
ポジティブにみると人口の25%しかいないということです。
なので、HSPは病気ではなく持って生まれた個性なのです。
まとめ
- HSPが病気ではない理由
- HSPのいい点と悪い点
- HSPとのうまい付き合い方
- HSPが得意なこと向いていること
- HSPは病気ではなく、個性であり才能
HSPは気質。
人よりも敏感で繊細が故に自分を傷つけてしまう。
なので、まずは知ることから始めましょう。
個性、才能、気質。